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慢性胆嚢炎から胆嚢摘出まで(慢性的症状)

経験したことのない鈍い痛みを伴う腹痛から3ヶ月・・・
あの痛みが再び襲ってきた。

それは12月の夜中2時ぐらいだったと思う。
腹痛で目が覚めトイレに行ったが別に催すわけでもなく、リビングのこたつの中で「く」の字になりながら痛みに耐えていると全身から汗が吹き出してきた。
こたつが熱いわけではない。どちらかといえば寒いのに・・・まるで発熱時のような状態。

なんとか痛みを和らげようと体制を変えてみるが、その動作が痛みを増幅させる。少しでも楽なポジションを見つけてじっと耐え続けた。
家族が起きてくる頃になると痛みは収まってしまい、病院に行くことはせずに会社に行ってしまった。

3ヶ月前と同じような痛みだと思ったが、以前受けた健康診断で「逆流性食道炎の気がある」と言われていたのでそれが原因だと自己診断をしてしまった。

あれから1ヶ月がたち1月になると・・・
また同じ痛みが夜中に起きた。時刻もほぼ先月と同じ。
痛みが治まるのも前回と同じぐらいの時間。

さすがに体の中で何かが起こっていると感じたので、痛みが治まったけど病院に行くことにした。
病院での診察時に余計な情報を先生に言ってしまったことに後で気がついた・・・

(写真はイメージです)

それは、「逆流性食道炎の気がある」と健康診断で言われたことがあるということを先生に伝えてしまった。
結果として逆流性食道炎が原因かもしれないので、胃酸を抑える薬が処方され、様子をみることになった。

胃酸を抑える薬を飲み始めて1ヶ月、症状が改善することを祈っていたが、無情にも痛みはやってきた。
再度受診して痛みの報告をすると、エコー検査をすることになった。
エコー検査の結果、胆嚢に石が見つかったので原因はこれだろうということになった。
この胆石には胆嚢に石ができる胆嚢結石と、胆管に見つかる胆管結石があるそうだが、私の場合は前者の胆嚢結石でした。

胆嚢の石を取り除く方法は、内服で溶かす・体外から衝撃波を与えて破砕する・手術による胆嚢摘出とのことですが、手術以外は根治率が低く再発しやすいと言われました。しかし、手術だと胆嚢全摘出になるので抵抗があります。
手術にビビった私は内服でなんとか溶けることを信じて治療を開始。

痛みの発作が起きることを恐れ、自分なりにいろいろと胆石について調べてみて閃いてしまった。それは・・・
痛みのメカニズムは、胆嚢の出口近くで石が詰まって胆汁が流れにくくなり炎症を起こすからなので
「石が出口に近づかないようにすれば回避できるのでは」と考えた。
そこで寝るときは寝返りしづらい状態で右側を向いて寝るようにした。
理由は胆嚢は肝臓の右下にぶら下がるように存在している袋状で、出口が背中側にあるそうなので、仰向けで寝ると石が出口に向かって転がってしまうので、それを防ぐために。


この体勢で1ヶ月様子を見た結果発作は起きなかった。


このまま薬で溶けてくれることを祈って様子見です。

気が付けば、痛みを感じてから6ヶ月が経過していた。


──── 次回は、手術編